●高分子量アディポネクチン
アディポネクチンは脂肪組織から分泌されます。内臓脂肪の蓄積とともに低下し、内臓脂肪の減量とともに増加します。肥満やインスリン抵抗性においては、高分子量のアディポネクチンが特に低下しており、インスリン抵抗性の予測に有用であると言われています。
●HDL2,3-C
「善玉」コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールはHDL2コレステロールとHDL3コレステロールが存在し、HDL2コレステロールは運動により増加して抗動脈硬化作用が強いことがわかっています。一方、アルコールで増加するのは主にHDL3コレステロールですが、本当に善玉なのかは不明です。
◆受診をお勧めする方・肥満者
・HDLコレステロールが80mg/dl以上
・毎日飲酒する人
・喫煙者や受動喫煙者
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